WINWINの関係

みなさんWIN-WIN関係をご存じでしょうか。
お客様と会社双方に得のある関係のこといいます。事例をご紹介します。


餃子の王将」という中華レストランをご存じでしょうか。
毎月2回ほど行われる特定のメニューを格安で提供するサービスあります。利用顧客増と顧客単価のアップをしているのだと思いました。
2000年4月に、現在の大東社長が就任当初、負債が470億円もあったそうです。
ファミリーレストランに対抗するために、多店舗展開と価格に均一を図るためにセントラルキッチン方式を採用していました。
しかし王将の強みである「安くて、うまくて、手作り感があること」という考えから外れていたため、セントラルキッチン方式をやめ、各店舗で調理する従来のやり方に戻すことにしたそうです。しかし、長い間セントラルキッチン方式を採用していたため、調理を一から行う調理技術がありませんでした。そこで考えだされたのが、毎月2回の格安サービスです。
特定のメニューを格安にすることで、その注文だけが増加し、特定のメニューの調理技術が自然に身についていくことができます。また、現場で行うことで、お客様に納得していただけるか、またお客様お金を頂いていることを意識することができると思いました。


片方では一見損を強いるように見えても、ほかでより大きな得を取れれば、会社全体で売上と利益を上げる仕組みです。このようなビジネスの仕組みを、「損してトクをとれ」とも言います。
このような仕組みを考えることで、お客様とも満足していただけ、また会社自体にとっても利益につなげることができると思いました。
日頃から何気ないサービスなどに対して、これは会社にとっては何を目的にしているサービスなのだろうかという裏の狙いを探ってみてはいかがでしょうか。


上の文章は、サンドイッチ法で書いてみました。
ちょうど社内でスピーチ役になってしまったので、考えてみただけなんです。
まだまだ未熟者なので、何か指摘点、感想などがあればコメントしてください!