Tomcat6のインストールの前にJDKのインストール
もう時間もないので、本題に向かっていきます。
Strutsを使う前に、Tomcatをインストールします。
GlassFishでもできるという話を聞いたのですが、Tomcatのほうが親しみがあるのでそっちでいきます。
インストールの参考サイト（①,②）を載せておきます。
現状のJAVAのバージョンを確認します。
これはCentOSのインストール時に一緒にインストールしたものです。
Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | OracleからJDKのRPMをダウンロードします。
# java -version
java version "1.6.0_20"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea6 1.9.8) (rhel-1.22.1.9.8.el5_6-i386)
OpenJDK Client VM (build 19.0-b09, mixed mode)
# echo $PATH
/usr/kerberos/sbin:/usr/kerberos/bin:/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/root/bin
# whereis java
java: /usr/bin/java /etc/java /usr/lib/java /usr/share/java /usr/share/man/man1/java.1.gz
JDKのバージョンは、"Java SE 7"です。（2011年8月16日現在）
次にパスを追加します。
# rpm -Uvh jdk-7-linux-i586.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:jdk ########################################### [100%]
Unpacking JAR files...
rt.jar...
jsse.jar...
charsets.jar...
tools.jar...
localedata.jar...
plugin.jar...
javaws.jar...
deploy.jar...
追加したPATHの設定を反映します。
# vi /etc/profile
以下を追加する
export JAVA_HOME=/usr/java/default
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/jre/lib:$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jar
スムーズに進むかと思いきや、バージョンが更新されないぞ・・・
# source /etc/profile
[システム]⇒[設定]⇒[Java]
で見てみると"Java SE 7"って書いてあるのに・・・
コマンドでJavaのバージョンを確認すると違う・・・
調べてみたら参考サイト（④,⑤,⑥）を見つけました。
OpenJDKというやつが怪しい。
CentOSだと、デフォルトでOpenJDKがインストールされてるみたいです。
# rpm -qa | grep jdk
ldapjdk-4.18-2jpp.3.el5
java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0-1.22.1.9.8.el5_6
jdk-1.7.0-fcs
OpenJDKとOracleJDKの使い分けを、alternativesコマンドでできるみたいです。
なぜ切り替えるかというと、参考サイト（⑤）に書いてあります。
TOMCATでOpenJDKを使用しているため、切り替える必要があるのだと解釈しておこ。
引用
OpenJDKとSunJDKを切り替えられるようにするかと言うと、今回SunJDKを入れた環境ではCentOS標準パッケージのTomcat（yumでインストールしたもの）を使っているから。OpenJDKをアンインストールしてしまうと、このTomcatが使えなくなってしまいます。
TOMCATだけじゃないかもしれないけど。
とにかくalternativesコマンド試してみよ。
現在の設定を確認します。
# alternatives --config java2 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
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*+ 1 /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk/bin/java
2 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:alternativesに"Java SE 7"を追加します。
追加されたか確認・設定します。
# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 3
# alternatives --config java3 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
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*+ 1 /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk/bin/java
2 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
3 /usr/java/default/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:3 ←設定した番号を入力"+"が移動していることを確認します。
# alternatives --config java3 プログラムがあり 'java' を提供します。
選択 コマンド
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* 1 /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk/bin/java
2 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
+ 3 /usr/java/default/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:最後にJavaのバージョンを確認してみます。
やっとJDK変わった〜。
# java -version
java version "1.7.0"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0-b147)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 21.0-b17, mixed mode, sharing)
危なくOpenJDKアンインストールするところだった・・・
次は、TOMCATインストールします。
参考記事
①Javaアプリケーションサーバー構築(Tomcat6) - CentOSで自宅サーバー構築
②http://www.polidog.jp/2010/01/20/centos5-3%E3%81%ABtomcat6%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/
③CentOS 6 - JDK 7 - JAVA開発実行環境 : Server World
④http://nannnokinashi.at.webry.info/200911/article_3.html
⑤Sun JDKをCentOS 5にインストールする - petachの日記
⑥alternatives コマンドを使用した java バージョンの切り替え | 赤び～の備忘録 & 子育て月記
